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ヴィジット
The Visit
監督M・ナイト・シャマラン
脚本M・ナイト・シャマラン
製作M・ナイト・シャマラン
ジェイソン・ブラム
マーク・ビエンストック
製作総指揮スティーヴン・シュナイダー
アシュウィン・ラジャン
出演者後述
音楽スーザン・ジェイコブス
撮影マリス・アルベルティ
編集ルーク・シアオキ
製作会社BLUMHOUSE productions
配給アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開アメリカ合衆国の旗 2015年9月11日
日本の旗 2015年10月23日
上映時間94分
製作国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$5,000,000
興行収入アメリカ合衆国の旗 $63,237,180
世界の旗 $87,416,501
日本の旗 7000万円


あらすじ

シングルマザーのキャスリンは15歳の姉ベッカと13歳の弟タイラーを育てているが、両親の反対を押し切って結婚したので、15年間実家に帰っていなかった。しかし父母から休暇を利用して子供たちだけ遊びに来させないかとの誘いを受ける。

2人はペンシルバニアの祖父母の家で1週間を過ごすことになる。初めて対面する祖父母に最初は緊張したものの、優しい祖父母と美味しい料理に2人は大喜びし、すっかり意気投合する。
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ただ、祖父母からは「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。
特に地下室は、カビ臭いからと言う理由で入らないように注意される。

老夫婦の暮らしなので夜は早めにベッドに入るのだが、姉弟はなかなか寝付けないでる。
すると毎晩22時を過ぎると部屋の外で物音がし、覗くと祖母が壁を引っかいたり地面を這うように動き回ったりしている。

祖父の行動にも異変があった。物置小屋に汚物まみれのオムツを隠していたのだ。祖母はおじいちゃんは失禁の症状があるからだと言うが、それ以外にも、祖父は仮装パーティーに行くと突然言い出したり、道にいた見知らぬ人に突然襲い掛かったりするので、だんだん怖くなった2人は母にスカイプで相談した。

日々エスカレートするその異常さに姉弟はある夜、リビングにカメラを仕掛け祖父母の行動を観察する。
すると祖母がリビングで徘徊し隠していたカメラを発見、発狂した祖母が包丁を持って姉弟の部屋にやって来た。
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しかし鍵をかけていたため難を逃れる。、翌朝、姉弟はこの恐怖の状況を母に連絡、祖父母が異常だと説
明しすぐに帰りたいと説明、祖父母の様子をパソコンのカメラを通して母に見せると、母から驚くべき真実を知らされる・・・

感想 

ハンディカメラで撮影しているのが特徴です。
前半はストーリーが淡々と進行しますが、退屈はしません。
予告編で監督が「すでに騙されている」と言いますが、まさしくその通り、最初から観客は騙されています。
この辺の結末は、映画「エスター」にも通じるものがあります。
意外な結末です。そして、かなり面白い。おすすめします。 
そして、この映画のトリビアを1つ。

弟のタイラーはラップが得意で、劇中でも度々フリースタイルラップを披露しますが、特にエンドロールのラップ。これには意味があります。

ラップでは「リーサル・ウェポンのメル・ギブソンのように生き延びた」と歌いますが、映画「リーサル・ウェポン」でメル・ギブソンは、実際に悪者を自動車のドアで挟んでやっつけるシーンがあるからです。終盤、タイラーが祖父を冷蔵庫のドアで挟んで倒すシーンは、実は「リーサル・ウェポン」がモチーフだったのです。

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